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建物の裏側

真島(ましま)です。

大きな建物になればなるほど必要な設備機器が増えます。

そして、大きい建物になれば設備計画は設備設計者の協力を仰ぎ、私は意匠設計に専念するようにしています。

表側が綺麗に見えるよう設備機器は裏側に設置し、

さらに綺麗になるようにしっかりと寸法指定をして機器配置の設計が行われています。

綺麗に並んでいるのですが、ここで気付いたことがありました。

“しっかり配置の設計が行われているにもかかわらず、ここまで多く並ぶとにぎやかすぎる”のです。

設備機器に対してもっと深く配慮すべきだったと感じています。

何箇所かに分散して「機器が集合するスペース」として設定したほうが良いのかもしれません。

もしくは屋根の上にあげてまわりから見えないように、軒の出寸法などを配慮する必要があるのかもしれません。

建築を設計することの難しさがこういった所にも現れてきます。

 

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