サンプルをつくる
2023.03.23
真島(ましま)です。
職人に言葉の説明だけでは伝わりづらいサンプルは、まずは私がつくるようにしています。
「タイルをそのまま貼るのは似合わない場所なので、タイルが貼ってあるかのように塗装したい」
という不思議な説明が伝わらず(笑)、サンプルをつくりました。
下地の微妙な色合いや、タイル柄の塗装方法を考えて、
スポンジをタイルのサイズにカットして塗料を染み込ませ、延々とスタンプしていくやり方です。
自分でつくると、下地の塗料とタイル風のスタンプに使う塗料の相性の良し悪しも分かります。
左は上手く塗料が乗り、右は相性が悪く塗料が乗っていません。
ただ、相性が悪いおかげで少し雑な雰囲気も偶然生まれた感じが良いな、なんて思ってみたり。
色の組み合わせも、黒と朱色だと少しキツい感じが出てしまうなぁ、とか。
どういった下地に・どういった塗料を・何%希釈し・・・など、すべてを記録して
いくつかのパターンをつくります。
仕上がった空間を想像しながらサンプルをつくること、楽しい作業です♪
次は、「実際に採用してよいか」の検討に続きます!
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