隣の空間は時間がズレているような気がします
2018.08.23
真島(ましま)です。
新たな計画敷地の隣には、なぜだかぽかりと穴が空いたような場所があります。
周囲が建物や道路などの構築物に囲われているのになぜかここだけは野原のまま。
この場所は、町が構成されていくスピードとは明らかに異なる時間を過ごしています。
町を構成するスピードに「ついていけなかったのか」もしくは「最先端すぎる」のか。
後者がなんとなく当たっているような気がしています。
こういう野原を見ていると、津野海太郎さんの名著『ペストと劇場』を思い出します…
不思議な場所だと感じました。この敷地条件を意識せずの建築計画はありえません。
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