D.I.Yのこと。その2
2016.12.08
真島(ましま)です。
みなさま、前回のブログは見ていただけましたでしょうか。前回掲載した写真は、お客さまと共にD.I.Yを行ったアパートリフォームの中の一室です。
壁の仕上げは、値段がはるのですが高級な材料を使いました。
それは、職人による仕上がりをイメージしつつD.I.Yを行うと、力量が足りない分どうしても材料の”質”にたよってしまうことからです。
ホームセンターで販売されているような材料は、”誰でも簡単に”、という名文からプロ仕様とは材質を変えているのか、上手く仕上がったとしても「D.I.Yくささ」のような印象から抜け出せない、のが悩みとしてあります。
職人仕上げが醸し出す、あのシャープな感じといいますか、が出ないのです。
長年培った”技術”というものが、材”質”に関わらず空間の表情として出てくる、といったところでしょうか。
私のこうした経験から、「D.I.Y」は、建築の価格を抑えるための様々ある方法のうちの一つに過ぎないのではないか、というのが現在の考えです。大工や左官などの職人にしっかりと造ってもらい、金額次第で空間デザインのキーポイント部分を「D.I.Y」で造る、など。
と、思いながらも先日D.I.Yで天井に装飾してきたんですけどね♪
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